高度な管理体制により抽出される高品質魚油
当社では、フィッシュミールの他に、魚油の製造も行っています。
魚油の善し悪しの決め手は、原料の鮮度と製造時の細かな調整です。
魚油に関しても、フィッシュミールと同様に新鮮な原料にこだわり、経験豊かなオペレーターが製造し、高い品質の製品をお届けしています。
魚油も原料の「鮮度」が命
魚油はフィッシュミールの製造過程で作られる製品であることから、魚油とフィッシュミール各々の品質の善し悪しは不可分なものです。新鮮かつ良質な原料を確保することは、品質の高いフィッシュミールを製造するためであると同時に、品質の高い魚油を製造するためでもあります。
魚市場で競り落とすマイワシやサバについては鮮度と品質の見極めを徹底し、加工残滓については即回収・即製造を徹底することで、フィッシュミールと同様に良質な魚油を作る上で欠かせない新鮮な原料を確保しています。
適切な製造体制により良質な魚油を抽出
良質な魚油を製造するためには、原料に対していかに適切な加熱を行い、その後の圧搾工程に繋げるかが重要になります。
加熱が弱ければ油脂分の分離が悪くなり、逆に加熱を掛け過ぎれば原料に過剰なタンパク変性が発生し、フィッシュミールの品質に悪影響が出ます。又、圧搾が十分に行われなければフィッシュミールに残留する脂肪分が増え、酸化の早期進行などの弊害が発生します。
原料に対して適切な加熱と確実な圧搾を行うために、経験を積み重ねたベテランオペレーターと、そのノウハウを受け継いだ気鋭のオペレーターが、原料毎の細かな相違に対応した適切な加工を施しています。
また、高品質な魚油を製造するにあたり、品質を細かく管理するために大型タンクでの保管だけでなく、製造工程中に複数の小型タンクを使いながら、魚油の成分や酸価等で振り分け製品管理をしています。
これらの取り組みが奏功し、当社の魚油は油脂精製メーカーや配合飼料メーカー、製薬メーカー、専門商社の皆様から高い評価をいただいております。